令和3年度御前崎市臨時議会 御前崎市職員の懲戒処分が行われた。 令和2年第2回臨時議会において可決された「御前崎市民プール設備熱源機器更新工事」の変更契約が議会の議決を失念したまま進められたことにより市職員は懲戒処分を受けることになった。変更契約は、当初契約額201,300千円から935千円減額となったもの。本日の会議は、市長、副市長、教育長の3名の処分(減給)を確定するもの。なお、本件に関係した職員(部長、課長、係長)は、4月12日に処分審査委員会により処分(戒告➡減給)となった。 今回の件は、御前崎市条例 「 御前崎市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関す る条例」に違反によるもの。契約金額が1億5千万円以上の工事は議会の議決を要する。 御前崎市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例 (city.omaezaki.shizuoka.jp) 令和3年度御前崎市臨時議会の模様 (録画) 本変更契約を議会に付すべきか否かの判断が、行政側のトップである市長、副市長、教育長の3名のうちで誰も気づかなかったのは異常ではないか。新規の案件であれば工事金額からして議会に付議すべきと考えるのでしょうが、今回は当初2億円工事が100万円未満の減額になるのであるから議会への付議は必要ないと皆が考えたに違いない。金額的に軽微な変更であっても、元の契約金額が1.5億円以上の工事は全て議会に付議しなければならないということであるが、それは形式的に思える。議会で何を議論するのか?ホリエモンなら何と言うだろう、呆れて声も出ないだろう。こんな馬鹿げたことで議会を招集しなくてよいように条例を変更すべきだ。他にもっともっと議論を重ねなければいけないことが山ほどあるだろうに、こんなくだらないことに議員の時間を使ってもらっては困る、と私は思う。 今回の設計変更が生じた要因分析をすべきですが、現実、市職員で2億円もの工事設計ができるのか?そのような設計ができる技術職を採用しているのか?人材教育をどのようにしているのか?教育に問題はなかったのか? 設計を外部委託し工事費を合わせたトータルコストを安くする方法もある。 もしも特定の工事会社に見積もらせて、その金額を参考に入札予定価格を設定して、入札に掛けているなら関係職員は懲戒免職もあり得る。しかし、今回の工事は既存