浜岡砂丘の今
瓦礫化した浜岡砂丘の経緯
>>>どうしてこんな姿になったのか?<<<
令和3年2月20日
市政を考える市民の会
浜岡砂丘の変貌は、平成27年度に浜岡原発防波壁工事の廃砂を運び入れたことから始まった。御前崎市行政は、自らの手で自然を破壊、観光資源を破壊、平成30年には自らの失敗を隠すかのように税金4000万円を使ってマリンパークから海砂を運び入れたが失敗。挙句の果てに、市民ボランティアを募り瓦礫を除去するなどと話している。一市民としては、とても耐えがたい。
1. 平成27年度に浜岡原発防波壁工事の廃砂を運び入れたが、石やコンクリート殻等が入っていたため、平成28年度に分級作業を実施した。しかし、入れた砂自体が山砂であったため、砂は飛んでしまい、地面は固まってしまう状態となった。池新田財産区から御前崎市に対し改善策を要求。(H29.8.9 御前崎市議事録より)
本工事は、県立自然公園内の工事で県自然保護課の許可が必要。その申請は御前崎市商工観光課が行っている。県へのヒアリングによると、県は御前崎市商工観光課の工事と認識して許可した。実際には御前崎市は工事していない。商工観光課へ情報開示請求しても中部電力との会議録がないとの回答、両者間でどのような話し合いがあったか不明のままである。(運び入れた廃砂の量と面積から算出した深度は2mと推定)
⇒ 御前崎市は公文書偽造の疑い、中部電力は海岸法違反の疑い
御前崎市は公文書偽造までして何を期待していたのか?
当時の市長は、石原茂雄氏
また、県は御前崎市に対して許可の条件を示しているが、御前崎市は施行主体にその条件を伝えたか否か確認が取れない。(公文書不開示決定通知書)
【本工事に関連する資料】
・御前崎市が情報開示した県宛申請の決裁文書(中電提供「浜岡砂丘整備事業へ供給する土砂(砂質土)の品質について」が含まれていない)
・県が情報開示した御前崎市宛許可書(中電提供「浜岡砂丘整備事業へ供給する土砂(砂質土)の品質について」が含まれている)(行為の許可基準が示されている)
・池新田財産区議事録(裏話が良く分かる)
2. 平成30年度御前崎市商工観光課は4000万円かけて浜岡砂丘を観光地として復活を目的に、マリンパーク御前崎に堆積した海砂を浜岡砂丘に運び込み盛砂工事を実施した(御前崎市商工観光課決裁文書より)
(運び入れた砂の量と面積から算出した深度は1mと推定)
3. 御前崎港管理事務所はマリンパーク御前崎の浚渫工事で出た砂は毎年白羽海岸へ運んでいたが、令和元年度は御前崎市からの依頼で浜岡砂丘へ運んだ。(御前崎港管理事務所談)なぜ、御前崎市は県の機関を巻き込むようなことをしたのか疑問である(運び入れた砂の量と面積から算出した深度は1mと推定)
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