街路樹撤去問題 御前崎市6月議会一般質問1日目の模様

 御前崎市6月議会一般質問1日目の模様


■質問に先立ち議長から質問議員へのお願い事項

 ・新型コロナウイルス感染症防止対策として標題を1人1つとする

 ・発言時間は申し合わせ事項のとおり30分以内とする

■質問者名と質問事項

 1.阿南澄男  国土強靭化計画について

 2.櫻井 勝  乳幼児教育について

 3.名波和寛  御前崎市経済について

 4.阿形 昭  街路樹問題について

■議会模様(録画)

  (308) R3年度御前崎市議会6月議会一般質問1日目 - YouTube


■「街路樹問題について」考察

 対象の街路樹:浜岡中学北側道路を西方向へ避難場所付近まで

 市民からの要望により街路樹を撤去するという。市民からの要望を引き金に、行政としての判断が下されてのことだ。撤去する目的は、災害時を考慮して市民が避難場所へ移動する歩道の確保、そして小学生と中学生の通学路として十分な歩道を確保するためらしい。6月4日の入札により発注先は地元土木建設会社である鈴木工業㈱に決定、落札額は1,240万円。

 御前崎市は、災害時のことを考え市民が高台にある避難場所へスムーズに避難できるよう対策をしているのでしょうが、市内には他にも多くの危険な場所があります。国道150号線より南側に住んでいる人々もいますが、近くには高台の避難場所はありません。歩道には街路樹だけでなく中部電力の電柱が沢山設置されていて大勢の市民移動に支障をきたします。御前崎市は災害対策の優先順位をどのように考えているのか、街路樹を撤去するなら電柱移設も当然考える必要がありますが中部電力に移設指示を出しているのか、疑問です。施策の目的と実施内容に一環性がなければ、街路樹撤去工事は避難路確保ではなく別の目的があるのではないかと考えられます。また、議会一般質問で阿形議員の言う「市長の野党発言」を重ね合わせてみると、本施策は市議会議員(与党派)から行政側へ提案されたものと推測できます。


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